ダリア休眠期〜分球編〜

前回は掘り上げの様子をお伝えしましたが、今回は分球作業の様子をレポートします!
掘り上げた球根は、サツマイモのようにたくさんの球根が茎の付け根にくっついた状態です。
春にダリアを植える為には、この球根を切り離す「分球」という作業が必要になります。
まずは、掘り起こした球根をホースのジェット噴射を使い洗浄していきます。
土がついていると分球作業がしづらいので落とせる土はできるだけ落とすのがポイントです。
そして、いよいよ球根を切り分ける分球作業です。
昨年までは球根を細かく分けて分球していましたが、球根から芽が出ないものもあり、今回は一つの球根を四分割にするイメージで分球作業を行いました。
球根は掘り起こしたままにしておくと乾燥して分球しづらくなってしまう為、土から掘り起こして2日以内に分球するよう心がけています。
今まで分球後の球根は、乾燥しないように月に一度、霧吹きで球根に水分を与え保管していましたが、湿度と温度が保てるようビニールや土をかけるなど、工夫した状態で箱の中で保管するようにしました。
この方法でうまくいけば、月一回の水分補給が必要なくなります。
箱に入れた球根は、腐らないよう、5℃以下にならない場所で春まで保管をします。
今年のKIMOTOダリア園も、より一層綺麗なダリアを皆様にお見せできるよう頑張ります!