なぜ有機栽培?
私たちが選んだ理由
農業の未来を考える
弊社KIMOTOの三重工場が所在するいなべ市が抱える地域の問題を少しでも解決したいと、社会貢献事業として2011年より休耕地を借り受け、 米作りに挑戦する「KIMOTOファームプロジェクト」をスタートさせ、今年2024年で13年目を迎えました。
日々の草刈りから田んぼの管理、販売に至るすべてを社員で行い、様々な学びを経て行く中で、この米作りを、未来継続していくためにはどうしたらいいのか?を考えるようになりました。
やがて、”地球と環境”、”体に優しい農業”、”安心安全な米づくり”の社会のテーマを通して、 私たちは、自然豊かな米作りに適したこのいなべの環境に寄り添った米作りとは? KIMOTOが、「地域発展と共に歩む企業」を実現するためには? この地で農業の未来を共に考えたい... そんな想いから、かつてより注目していた「有機栽培米」を学ぶ事にしました。
有機栽培米への決意
私たちは、有機栽培米の学びを深めていく中で、自然と共生する持続可能な農法や自然の恵みを最大限に活かした安心安全な米作りへの想いは募 り、KIMOTOファームの米作りを、農薬・化学肥料は一切使用しない栽培方法に変更する決意を固めました。 私たちの育てる「実りの百年米」を、より安心・安全な美味しいお米として皆さまにお届けしたい、地球や環境に優しい社会の実現に貢献したい、そんな想いからです。
有機栽培米へのチャレンジ
KIMOTOファームでは、2023年より農薬・化学肥料は一切使用しない栽培方法に変更しました。 2023年からKIMOTOファームのお米「実りの百年米」は、有機的栽培によるお米としてお届けしています。 一部の田んぼでは苗作りから、また、全ての田んぼにおいて田植え後の栽培期間も化学肥料や農薬を使用しない有機的な栽培方法を開始しています。
有機栽培米の除草作業は大変です。 | 有機肥料を使用しています。 |
また、「安全の見える化」を目的として有機JAS認証取得に向けての取り組みもスタートさせました。 私たちは、この新しい挑戦で、環境にもお米を作る人にも、食べてもらう人にも優しい米づくり、の実現と、地域の農業活性化を目指します。
有機JAS認証取得に向けての計画
この「有機栽培米」への取り組みにより、今年、2024年からは、有機JAS認証の基準に従い、苗作りから収穫に至るまでの全過程で有機的な栽培を実施する予定です。 そして、2025年には有機JAS認定を取得するための転換期間に入り、2026年の認定取得を目指していきます。
周辺環境の影響で条件的に有機JAS認証の取得が困難な田んぼもありますが、KIMOTOファームのお米は全て同じ有機 的栽培方法で丹精込めて育てた、安心・安全で美味しいお米です。 私たちは、異なる環境下であっても変わ らず手間を惜しまず、環境に配慮した農業を継続してまいります。