自然豊かな「いなべ」
三重県
いなべ市は、三重県の北勢地域に位置し、自然に恵まれ、古くから純農村地帯として栄えてきました。2003年には、員弁郡北勢町・員弁町・大安町・藤原町の4町が合併して「いなべ市」が誕生しました。 産業振興にも力を入れており、中部圏域の一部として企業進出も多く、自然豊かで住みやすい、活力のある都市として発展し続けています。
米作りに優れた立地
いなべ市は、岐阜県と滋賀県に隣接した三重県の最北端に位置し、温暖な気候で緑豊かな自然が広がっています。 西には鈴鹿山脈、北は養老山地に囲まれ、その山々が生み出す清流は、豊かな土壌を育み、良質な水を恵み、稲作にとって優れた土台があるのです。
寒暖差のある「気候」
いなべ市は、冬は降雪が多いですが、夏は、蒸し暑い気候が特徴の三重県の中では、比較的過ごしやすく、一年を通して温暖な気候に恵まれた地域です。 また、いなべ市の中山間地域は、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴で、稲の成長を促し、お米がデンプンを蓄えてより粒が大きく、甘く、もっちりとした食感に育ててくれ、米作りに適した気候なのです。
いなべ市の水田面積は、いなべ市全体の約9%を占めており、稲作が盛んな地域です。
昼夜の気温差が大きいと「粘り」や「甘み」のある米が育ちます。
米作りに大切な「水・土」
米作りに必要な水の量は、10アール (1000㎡)あたり2000~3300トンとも言われ、お茶碗一杯分の ごはんは、水450キロ程使う計算になります。このように、米作りには、非常に多くの水を必要とし、水の豊かさは、とても重要なのです。 いなべ市を囲う山々が生み出す清流は、ミネラル豊富な水と肥沃な土壌を育み、良質な「土と水」に恵まれ、美味しいお米が育ててくれるのです。
雪解け水は、豊富な水源のひとつです。
いなべ市には複数の水源があり、KIMOTOファームの田んぼの多くは、川に隣接した場所にあります。