KIMOTOファーム 実りの百年米

栽培方法の違い

慣行栽培米、特別栽培米、有機栽培米の違い


◆慣行栽培米

慣行栽培米は、もっとも主流で一般的な栽培方法です。日本におけるお米の栽培方法のうち、慣行栽培が占める割合は約95%です。 各都道府県や地域が定める基準(慣行レベル)に従って、 農薬や化学肥料の使用を適切に管理しながら栽培し、大量生産が可能です。 収穫量や品質の安定が期待できる一方、化学肥料や農薬の過剰な使用による環境負荷や食品安全への懸念が指摘されることもあります。



◆特別栽培米

特別栽培米は、農林水産省が策定した「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米のことです。 慣行栽培と比較して、各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況に比べて、 「節減対象農薬の使用回数50%以下」と「化学肥料の窒素成分量50%以下」で厳しい規定を設けた栽培方法で育てられたお米です。 一般的な栽培方法(慣行栽培)に比べて、手間とコストがかかり、価格が高くなる可能性があります。



◆有機栽培米

有機JAS認証を受けたお米のことで、生産手法が明確な基準に基づいて認定されています。 2年以上化学肥料や合成農薬を全く使用せず、堆肥による土作りを基本とし、 種または植付け前2年以上の間、化学肥料や化学合成農薬を使用しない田んぼで生産する事が基準とされ、 周囲から使用禁止資材が飛来・流入しないように必要な措置を講じて栽培されたお米です。 自然の力を最大限に活かして、健康及び環境に配慮した方法で栽培され、 環境保全に貢献できる一方で、栽培が難しく、収穫量が減り、価格が高くなる傾向があります。


『全国的に有機JAS認証取得率はまだ僅か』

最大の敵は雑草

有機栽培においては、有機農産物のJAS規格第4条の基準に基づいて生産された種子又は苗等を使用すること定められており、有機種苗を使うことが必要です。 良質な種子を選んで自分達で苗を育てます。育苗が有機栽培の重要なポイントとなります。

最大の敵は水田内の雑草です。高能率水田用除草機を活用して除草作業を行います。

有機栽培除草 有機栽培除草
最大の敵は、水田内の雑草です。2024年田んぼ内の専用の除草機を購入して戦いを始めております。